元総社幼稚園の「食育」
〜その1〜 食のスペシャリストが保育と連携 

はたらく、ひと。

当園は、教育保育方針の柱に「食育」を掲げています。「食育」とは、「栄養のバランスを考えて正しい食べ方を教えること?」のように、ぼんやりと分かっていても、いざ教育•保育の現場では何をするのか、どんな教育を目指したらいいのか、わかりにくいですね。もちろん毎日の給食とおやつは園内の調理室で手作りしています。

目次

元幼が掲げる食育〜食育は毎日の食事から〜

元総社幼稚園は、教育方針の5本の柱の中でも、最も大切なことの一つとして「食育」に力を入れてきました。調理室では、約230人分が一度に作れる大きな回転窯も設置。数名の調理員さんが、午前のおやつ、昼食、午後のおやつ、の1日3食を心をこめて手作りしています。庭には野菜を育てる畑もあります。

管理栄養士と数名の栄養教諭の先生方は、週1回食育会議を開いて、材料の仕入れ先や素材を見直したり、園児のアレルギー対応や成長段階による食べづらさ、味付けの仕方、調理の仕方などを再点検し、検討してきたのです。

園長先生は、「幼稚園での『食育』というと、何か食にまつわるイベントをやりがちだと思うんですけど、そうではなくて日常が大事なんだと思います。イベントをやっている時は興味を持つけど、やらない時はアベレージが保たれないのではダメ。「睡眠・食事・遊び」は子どもたちの日常生活の基本ですから、毎日の食事を大切に、楽しく食べることから自然と食育につながっていくのがいいと思っています」と話しています。

栄養教諭と保育者の大切な連携

午前と午後のおやつ、そして給食の時には、栄養教諭の先生が「今日のメニューにはみんなが庭の畑で育てた〇〇が入ってるよ」とか、「〇〇ちゃん、よく食べられたね!」「姿勢よくカッコよく食べられたから、こぼさずにきれいに食べられたね!」などと声かけをしています。好き嫌いが多かったり、切り方や調理法で食べづらいメニューがあれば、担任の先生と連携してすぐに対応しています。担任の先生にとっても負担が軽くなり、安心して保育に専念することができますね。

栄養教諭が常に現場にいて、子どもたちを実際に見て知っているからこそ、より正しく細やかな対応が迅速にできるのです。未満児担当の栄養教諭であるN先生も「保育者と管理栄養士、調理師の『つなぎ役』になりたい」と話しています。

子どもたちはもちろん、誰にとっても生きる上で楽しみとなる「食」。食の喜び、楽しさを日々感じられる現場で働けると嬉しいですね。

次回は、園の食育に関する様々な取り組みの中で幾つかご紹介します。

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